「まるまる育児」という言葉を聞いたことはありますか?
赤ちゃんの泣きや笑い、動きや欲求に丸ごと寄り添う育児法です。理想の育児として注目されていますが、三つ子育児では現実とのギャップに悩むことも多いです。この記事では、三つ子ママの体験談をもとに、まるまる育児の理想と現実、そして親も無理なく続けられるおすすめアイテムを紹介します。
目次
まるまる育児ってなに?
まるまる育児とは、赤ちゃんのすべての行動を尊重し、自然なペースで育児を行う方法です。
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泣いたらすぐ抱っこ
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授乳は赤ちゃんの欲求優先
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睡眠や生活リズムも赤ちゃん中心
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表情や動きにも寄り添い、親子の信頼関係を重視
理想的ですが、現実的には親の体力や生活リズムとの両立が課題です。
三つ子育児で直面する現実
三つ子を育てると、まるまる育児の理想はそのままでは成立しません。私の経験では、
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授乳やおむつ替えが3倍
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1回の授乳で3人分。夜中も同じことが繰り返されます。
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正直、抱っこしながら「寝かせたい…でもまだ泣いてる」と葛藤することもあります。
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生活リズムがバラバラ
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赤ちゃんごとに起きる時間、寝る時間、授乳の間隔が違うため、理想通りに生活リズムを合わせるのはほぼ不可能。
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家事や仕事も計画通りに進まず、毎日が戦場です。
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抱っこやスキンシップの限界
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まるまる育児の基本は「抱っこや寄り添い」ですが、3人同時に抱っこすることは安全上できません。
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時には「泣かせてでも家事を優先せざるを得ない」場面もあります。
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三つ子でもできる!親も楽になる折衷プラン
理想を追いすぎず、現実に合わせた方法が必要です。私が実践しているのは以下の4つです。
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優先順位を決める
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安全、栄養、愛着形成を最優先。
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「泣き続けても抱っこできない時があってもOK」と割り切ることで、親の心も楽になります。
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部分的にまるまる育児を取り入れる
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授乳中や遊ぶ時間はスキンシップ重視。赤ちゃんと目を合わせて話しかけます。
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おむつ替えや着替えは効率重視でOK。全部完璧にやろうとすると親が疲れます。
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周囲の助けを活用する
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パートナー、祖父母、ベビーシッターなどをフル活用。
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「1人で全部やらなきゃ」と思わず、頼れる人に頼ることが大切です。
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親も休む勇気を持つ
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「少し待っても大丈夫」「赤ちゃんも親も丸ごと大事にする」を意識。
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親が休める時間を確保することで、心の余裕が生まれ、赤ちゃんへの対応も優しくなります。
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三つ子育児を楽にするおすすめアイテム
ここからは、三つ子育児やまるまる育児をサポートする便利アイテムを紹介します。
・授乳クッション(多胎用)
2人同時授乳でも体への負担を軽減。丸洗いできるタイプがおすすめです。
・電動搾乳機
夜間や外出時に母乳を効率的に搾乳可能。ミルクとの併用もスムーズです。
・マイピーロ ネオ(首枕)
3人分用意し、新生児期からしっかりとCカーブをサポートします。持ち運びしやすいので、寝床だけでなく、抱っこ時や移動時にも使えます。
・おひなまき(おくるみ)
3人分用意します。通気性の良いメッシュ生地のものがおすすめです。赤ちゃんを包むことで、胎内にいた頃に近い安心感を与え、姿勢の安定を助けます。
・天使の寝床
3人分 あるいは、広めのベビーベッドに3セット並べるためのスペースを検討する必要があります。赤ちゃんの背中のCカーブを保ち、寝かしつけや夜泣き対策に役立つとされています。
まるまる育児は理想ですが、三つ子育児では現実に合わせた柔軟なアプローチが必要です。
できる範囲で赤ちゃんに寄り添い、親も休息をとることが長く続けられるコツです。
便利グッズを上手に活用することで、育児の負担を減らし、親も赤ちゃんもハッピーな生活を目指せます。
👇三つ子育児のコツはこちらの記事ををチェックしてみてください😊