毎日子どもたちと向き合いながら、笑顔でいようとがんばっているあなた。
でも、ふと「もう限界かも」「保育士、辞めたいな」と感じたことはありませんか?
私自身、10年以上保育士として働いてきましたが、実は何度も「辞めたい」と思いながら耐えてきました。
人間関係、仕事量、理想と現実のギャップ…。
それでも、「保育士以外にできる仕事なんてない」と思い込み、ずるずる働き続けていたのです。
でも、子どもを出産したのを機にパート勤務になり、それでも変わらない業務内容に心も体も限界を迎えました。
思い切って辞めた今、私は田舎で貸別荘の清掃パートとして働き、毎日ゆとりを感じながら暮らしています。
このブログでは、そんな私の体験も交えながら、「やめたい」と思った時に知ってほしいことをまとめました。
無理せず、自分らしい働き方を見つけるヒントになれば嬉しいです。
目次
・「もう無理…」保育士をやめたくなる理由ランキングTOP5
以下は、私自身の経験や周囲の声から特に多かった「辞めたい理由」です。
- 人間関係のストレス(上司・同僚・保護者)
- 低賃金・残業代が出ない
- 持ち帰り仕事が多く、プライベートがない
- 心身ともに疲弊する(うつ・体調不良)
- 理想と現実のギャップ
私も、職場の「暗黙のルール」で休憩は30分、ひどいときは取れない日もありました。
書類や準備物で持ち帰りの仕事が続き、出勤前も寝る前も憂うつな毎日。
そして、人手不足により「自分がしたい保育ができない」ことが、何より辛かったです。
1人ひとりに寄り添う保育がしたいのに、保育士の人数が足りずに寄り添えない日々に葛藤の毎日でした。
しかし、どれも決して「甘え」ではないと思います。
・「辞めたいけど言い出せない…」そんなときに心が楽になるヒント
「辞めたいけど言い出せない」「迷惑がかかるから我慢しよう」
そんなふうに自分を責めていませんか?
私も何度も辞めることを迷いました。周りの保育士が頑張っているのを見ると、自分が弱いだけなのかと思ったことも。
でも今は、こう思っています。「辞める自由は、誰にでもある」と。
辞めることは、逃げではなく「自分を守る選択」です。
対処法:
- 退職の意志は最低1ヶ月前に伝えれば法律的にOK
- 引き止められても断る権利がある
- 退職代行サービスを使う人も増えている
実際に私の周りにも退職代行サービスを使って退職した人も多くいます。
保育の業界ってなんとなく「辞めたい」と言いにくい雰囲気がありませんか?
「絶対に引き止められる。」「理由を聞かれるのが嫌だ。」と思っている方は、退職代行サービスを使うことも1つの方法だと考えます。
・保育士を辞める前に知っておきたい大切な3つのこと
- 有給は消化できる? → 可能です。希望が通らない場合は相談しましょう。
- 退職理由は正直に言うべき? → 「一身上の都合」でOK。細かい説明は不要です。
- 退職後の失業保険はもらえる? → 条件を満たせば受給可能です。自己都合退職でも3ヶ月後に支給されるケースが多いです。
・保育士を辞めた後どうなった?リアルな転職ストーリー
私は現在、田舎に移住して貸別荘の清掃パートをしています。
仕事内容はシンプルで人間関係も良好。無理のない働き方ができるようになりました。
他にも、元保育士が選んだ転職先にはこんなものがあります。
- 事務職:体力的負担が少なく、休日も安定
- 児童発達支援員・放課後デイサービス:保育の経験を活かせる
- カウンセラー・相談支援員:対人スキルが役立つ
- 接客・販売・一般企業:コミュ力の高さが評価されることも
・「すぐには辞められない…」辞める前に試してほしいこと
すぐに辞められない場合は、少しでも心を守る行動をしてみてください。
- 信頼できる人に相談する
- 食事・睡眠・休息を意識的に確保する
- 転職サイトやエージェントに登録しておく
→情報を集めるだけでも、気持ちが楽になります。
私は、辞める1年ほど前から計画していました。
中の良い同僚や、同じクラスの先生、上司にだけは早めに伝えておくことで、仕事にも支障なくスムーズに退職することができました。
はじめは、保育士以外の仕事なんて出来ないと思っていましたが、転職サイトを見ていると「自分にできる仕事が他にもある」と知りました。
私は、三つ子を育てていることもあり、フルタイムでの仕事はきついと思って、短時間の清掃のパートを選びましたが、『掃除や片付け』という面では、保育の仕事を活かせていると思います。
他にも、保育の仕事を活かしても良いですし、全く違う仕事をすることも世界が広がって楽しいと思います♪
今回は、「保育士を辞めたい」と悩んでいる方に向けて、実体験とともにお伝えしました。
私も長年悩みましたが、今では「もっと早く辞めていればよかった」とすら思います。
新しい環境で、心も体もゆとりのある暮らしを手に入れ、もう保育士には戻らないと決めています。
この記事を読んで、少しでも背中を押すことが出来たら嬉しいです♪